警備員にとって、刑という漢字の由来を調べることは必要不可欠なことです。
どうもどうも、秋津です。
今日は会社の事務所で現任教育を受けてきました。
いわゆる、研修というやつです。
半年に一回は受けないといけないらしく、
新任教育で学んだことのおさらいをしてきました。
警備員はなんの権限もないんだよ
(警備業務実施の基本原則)
第15条 警備業者及び警備員は、警備業務を行うに当たつては、この法律により特別に権限を与えられているものでないことに留意するとともに、他人の権利及び自由を侵害し、又は個人若しくは団体の正当な活動に干渉してはならない。
--警備業法 原文より--
何よりも警備員にとって頭に入れておかないといけないのは、これです。
警備員にはお馴染みの第15条。
警備員は仕事の上で、普段は見られない裏側の場所に行ったり、一般の方の誘導をしたりします。
だから、制服を着て、制帽を着けると勘違いしちゃう人がいます。
警備員歴が無駄に長いおっさんや社会に出たことのない青すぎる若造が勘違いしちゃうんですね。
警備員っていうのは、小学校の近くで朝に横断歩道で立ってるおっちゃん。おばちゃんと同じです。
これを頭に叩き込んでおけと、今日も強い教育がありました。
警備員が知っておくべきこと、刑法。
あとは、警備業界の歴史や経済規模、基本的人権のお勉強に、警備計画書の穴埋めテストなどなど、レパートリーが豊富な研修が続きましたが、僕がどうしてもどうしても気になったことが、
刑法の「刑」ってなんでこんな形なんだろう?
です。
なんなんだろう、この字は。。
などなど、数多ある罪を取り仕切ってる法律、刑法。
刑罰の「刑」、死刑の「刑」、処刑の「刑」、刑事の「刑」、Air KのKEI。
もう気になって、気になって、夜も眠れなくなりそうなので、
刑 由来
でGoogle先生に聞いてみました。
アロタン(アロマテラピーの語源のお話) : 法律用語・語源研究その4(刑法・漢字(刑)= 刑は会意形声。「井」は「型枠」、罪人を首枷など型枠にはめ懲らしめる「刀」を添え体刑の意を加える
はい、こちらのブログの記事タイトルそのままで、
型枠にはめて、刀で罰する
という字なんですね。
なんてシンプルな字なんでしょう。
読んで字のごとくとはこのことです。
悪いことしたら刀でやっちゃうからね~、というのが刑法
ってことですね。
警備員は「罪」と「罰」の間の気高き存在
刑法っていうのは、
基本的には被害者のためにあるもんですが、
加害者も罰を受けるわけで、
そのちょうど真ん中にいるのが警備員ってことです。
罪と罰の板挟みで仲介役を一手に引き受け、未然に人が不幸になる道を防ごうという気高き役回りを担ってるわけですね。
いや、ほんと警備員という存在は素晴らしいです。
今回の研修と、刑の由来を調べることで、より一層その素晴らしさを確認することができました。
今日も、「第三者(他人)の依頼に基づきその生命、身体及び財産を守る」という仕事を全うします。
ではでは、またまた。
秋津
P.S.
ちなみに何かが気になって、気になって、どうしても夜眠れない方はこちらをお聞き頂ければゆっくり眠れます。